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同乗者に対する傷害の事例(後遺障害10級)

自家用自動車を運転中,助手席に同乗中の被害者を見て脇見運転したため,自車を道路左側のガードロープ支柱に衝突させて,被害者に関節脱臼骨折,骨盤骨折等の傷害を負わせた事例

コメント

好意同乗者で、かつシートベルトの装着がなかった点で過失割合が問題となるケースで,保険会社からの40パーセント減額の過失相殺の主張に対し25パーセントで交渉が成立した。
後遺障害に基づく逸失利益や慰謝料については当方提案を保険会社が承諾し争いがなくなった。
ご本人は生活に窮しており、早期解決の必要があった。

保険会社の提示額は1085万円であったのが,解決金額は1,900万円となった(815万円のアップ)。

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部位 事例内容
頭部 後遺障害1級に相当する脳挫傷等の障害を負った事例 和解額が1億2880万円から2億円に増額した事例(7,120万円のUP)
頸部捻挫の障害を負った事例(後遺症なし) 和解額が236万円から350万円に増額した事例(114万円のUP)
外傷性頚部症候群等の傷害で保険会社提示額が50万円から90万円に増額した事例(40万円のUP)
脊髄 中心性脊髄損傷の障害を負った事例(後遺症なし) 和解額122万円が150万円に増額した事例(27万円のUP)
関節脱臼骨折,骨盤骨折等の障害を負った事例(後遺障害10級) 和解額1,085万円が1,900万円に増額した事例(815万円のUP)
上腕骨骨幹部骨折,橈骨神経麻痺の障害を負った事例(併合11級) 和解額830万円が1,900万円に増額した事例(1,070万円UP)

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